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少年野球の今後を見据え、求められる少年野球とはなにか?また、育児休業を取得した経験から学んだ様々な事など、ザックバランに記録します。見ていただく方にとって少しでもお役に立てたら嬉しいです。

少年野球の今後を予想

少年野球の今後を予想

 

結論から、今のままの少年野球。変化しない少年野球であれば確実に必要とされなくなり、少年野球人口はゼロに近づくと予想します。

 

まず、今のままの少年野球とはなにか?

→指導者が指導者として必要な教養を身に付けていない可能性が非常に高いこと、指導者が子ども達を怒鳴り付け恐怖で支配し、子ども達がそれに従い、私には指導力があると勘違いしている指導者がいること、子ども達に指導する立場である者が、我慢できずにグランドでタバコを吹かしていること(さすがにこの場面を見ることは減りましたね)朝8時から夕方16時までなどの長時間練習、など、いわいる根性、根性、ど根性型の野球を差します。

 

 

また、変化しない少年野球とはなにか?

→これは多くのスポーツ少年団体がそうですが、ボランティアで指導を実施していますが、共働き世帯が主流となった現代では、さすがに厳しいものがあると感じます。実際に私も少年野球の指導をした経験がありますが、ボランティアでつかの間の休日が無くなるのはツライものがありました。ボランティアではなく、多少なりとも『気持ちの謝礼』はあってもいいと思います。また、無償か有償かだけの違いで大会に参加する資格が変わるのもいかがなものかと感じます。

 

 

では、どうすれば少年野球が必要とされるのか?

・指導する立場である者が教養を身につける→子どもは大人の真似をする

・子ども達を恐怖で支配しない→なぜ?を子ども達に分かりやすいように説明する力が必要

・指導中タバコは我慢する→我慢できなければ指導する資格はない

・短時間で効率良く指導する→長時間の練習は子ども達の身体にとっていいこと無し

・ボランティアとサービスの中間地点を探す→無償有償で柵を作らない

・野球を楽しむ→本来あるべき子どもの姿をさらけ出させ、野球を通して健やかに成長してもらえるよう指導者がサポートし、子ども達自ら野球がやりたい、上手くなりたい、野球をしていると夢中になれるというような環境を作る

 

 

 

現状、出来ること出来ない事あると思いますが、少年野球を愛する気持ちがあれば少年野球の今後を考え、行動していかなければならいと感じます。子ども達は日々学び成長しています。我々大人は日々学び成長していかなければ待っているのは衰退だけなのではないでしょうか。

 

エラーはプロ野球選手でもします。子ども達はエラーしてあたりまえです。

子ども達にああだ、こうだ怒鳴る前に、より良い環境を子ども達に与えられるように、野球は子ども達の成長に必要なスポーツだと日本人全員が口を揃えて言うような、誰からも必要とされるものになるように、我々大人が頭を柔らかくして少年野球を変えていきたいものです。